ファームヨシダ

阿蘇の恵みと、半世紀の想いが生んだ豚

阿蘇山のふもと、豊かな自然に囲まれた熊本県大津町に、私たちの農場はあります。その歴史は半世紀前、この土地でたった一頭の親豚から飼育を始めたことから幕を開けました。
創業以来、私たちが一貫してこだわり続けてきたのは、「本当に美味しい豚を作ること」。ただその一心で、豚と真摯に向き合ってきました。この美しい水、澄んだ空気、豊かな大地。選ばれた環境の中ですくすくと育つ豚と、それを見守る私たち。この素晴らしい環境への感謝の気持ちを込めて、自社のブランド豚を「えころとん」と名付けました。
一頭一頭を我が子のように大切に育て、豚だからこそ届けられる「本当に美味しい瞬間」をお客様の食卓へ。その想いを胸に、私たちは今日も豚たちに愛情を注いでいます。

「えころとん」のおいしさを支える4つのこだわり

えころとんの格別な味わいは、4つの徹底したこだわりから生まれます。 1. 阿蘇の伏流水 阿蘇山の地下200ｍからミネラルたっぷりの伏流水を与えています。飲み水を地下水に変えてから、豚の肌ツヤがよくなりました。
2. 独自配合のエサ 肉の臭みのなさと甘みを引き出すため、エサにもこだわります。〝とうもろこし″をまるごと潰し、更に大豆粕、小麦粉をブレンドした独自配合のえさを毎日食べさせています。
3. 選び抜かれた種豚 世界各地、良質の豚を掛け合わせて生まれた豚を種豚にしています。試行錯誤した結果、今の種豚にたどり着きました。
4. 快適・清潔・安全な豚舎づくり 豚のストレスのことを考えることはもちろん、日頃から管理獣医師の下、農場HACCPに基づいた適切な衛生管理で、安全な豚を育てています。

一頭一頭に寄り添う、愛情豊かな飼育

私たちは、豚の状態に合わせて愛情を込めて飼育することを何よりも大切にしています。生まれたばかりの子豚は、成長に合わせて飼育環境やエサをきめ細かく調整。特にデリケートな離乳期には、栄養価が高く扱いやすいエサを与えるなど、日々の小さな変化も見逃しません。
豚舎は、母豚・子豚・肥育豚と、成長段階に応じて細かく分けられています。通気性の良い快適な空間で、豚たちはのびのびと過ごします。実は豚は好奇心旺盛でキレイ好きな一面も。臆病な性格も理解したうえで、ストレスを最小限に抑える環境づくりが、病気に負けない免疫力の高い豚を育てます。
「本当に美味しい豚」の裏側には、健やかな成長が不可欠です。私たちは日々の観察と丁寧なケアを通して、すべての豚が心身ともに健康でいられるよう、これからも愛情を込めた飼育を続けていきます。