【「Begin」編集部セレクト 第4回】有田焼 久右エ門窯(オンライン陶器市2020秋 特集企画)

【「Begin」編集部セレクト 第4回】有田焼 久右エ門窯(オンライン陶器市2020秋 特集企画)

2020/11/20

雑誌「Begin」編集部と「オンライン陶器市@エンニチ 2020秋」がコラボレーションした本企画では、「Begin」編集部がセレクトした陶磁器をご紹介していきます。
陶器市に出品しているお得な商品はもちろん、定番商品の中からもBegin編集部ならではの目線でセレクトしていきます。さらに、雑誌「Begin」の公式オンラインサイトにて、各産地の窯元や商社への取材レポートの同時配信が決定!
更新は10月30日~12月11日までの毎週金曜日。ぜひチェックしてみてください。


第4回:有田焼の窯元「久右エ門窯」

4回目の今回は、有田焼の窯元「久右エ門窯」。
創業は1970年。現在は2代目の久保田剛さんが初代のお父様を引き継ぎ、当主を務められています。先代は焼き物については何も知らない素人で、自ら教科書を買ってきて勉強を始めながらのスタートだったとのこと。そのため当時は、約400年の歴史を誇る有田焼の中でも異端児的な存在だったそうです。
磁器による大根おろし器やすり鉢などの食器を開発し一般向けに販売したり、電通九州と共同で自動給水型プランターの製作に取り組んだ実績もあるなど、現在では食器カテゴリーを越えて、さまざまな分野のアイテムづくりに挑戦されています。




Beign編集部がセレクトした商品はコチラ!

【Beginセレクト①】セラミックコーヒーフィルター&moiコーヒーカップセット

違いのわかるコーヒー好きなら味の微差には超敏感なもの。「あっ、チョット酸っぱいな~」とか「うっ、何か苦い」ってな煩悩を経験しているはず。で、救世主になりうるのがコチラ!多孔質セラミックでできたドリッパーです。「この味、本当にコンビニの粉コーヒー!?」と口に含んだ瞬間驚愕。「まぁるい味」という表現が一番しっくりくるその味わいに、二口目を啜っていました。さらに驚きなのは、フィルターの遠赤外線効果で水や焼酎もまろやかにしてくれるってこと! moiコーヒーカップ&ソーサーは、カップを三日月の弧に沿って置いた際、空いたスペースにお菓子をのせられるんですね。これ、狭いテーブルが食器で埋め尽くされる状態を回避できる◎なアイデアだと思いませんか?

【Beginセレクト②】スタッキング式磁器プレート3枚セット

元はフィンランドの窯で作られていたこちらの本型スタッキングプレート。復刻版には有田の土を使用、それに合わせて一から型も作成されています。その甲斐あって有田焼らしいなめらかな質感に。北欧感を残すため、あえて温かみのある乳白色に仕上げられているんです。そうなると、フィンランドの郷土料理、クリームソースのかかったミートボールを佐賀牛のミンチで作って(超贅沢)いただきたいところ。付け合わせは小皿に盛って……って少々お洒落すぎる⁉︎晩餐を想像しちゃいました。

雑誌「Begin」の公式オンラインサイト「e-Begin」にて、Begin編集部が窯元を取材したレポートがアップされています。
そちらも合わせてお楽しみください!